《特別企画》入替自粛期間に注目大! ホールの魅力創出ツール

ライバル店と同条件になる状況
試される自店のポテンシャル

 
営業特集図表1 

全日遊連主導の全国的な遊技機の入替自粛は、2000年九州・沖縄サミット、02年日韓ワールドカップ、08年洞爺湖サミット、そして10年APECに次いで5回目だ。当初はホール系団体の立場、思惑が一致せず、全国のホールが一枚岩の対応ができなかったが、最近は抜け駆けは聞かなくなった。
 
直近のAPEC自粛はすでに5年前の話になるが、自粛期間明けに全日遊連が組合員に行ったアンケート調査結果によると、約6割のホールが「悪い影響があった」とする一方で、今後も実施すべきとしたホールも約6割いるというねじれ現象が起こっている。「良い影響があった」と回答した理由も含めて、ホール関係者の気持ちが稼動落ちの懸念と遊技機費用の圧縮の狭間で揺れていることを端的に示しているように映る。
 
さらに、ここで注目したいのは、「良い影響があった」「悪い影響があった」「影響はなかった」の全てに共通して、その理由に「近隣店と同じ条件での営業になったため」ということが挙げられている点だ。本来、集客効果がもっとも高い施策である遊技機の動きが、中古機も含めて完全にストップする入替自粛期間は、店舗によって良い影響も悪い影響も出る時期だということである。その差は、一体、何に起因するのか。
 
都内のある中小規模のホール経営者は、「かつては機械の入替がない時にはさまざまなイベントや過剰な広告宣伝が周辺ホールで行われたが、今はそうもいかない。以前よりフラットな環境になると考えている。そうなると、元々の店舗の大きさや体力の問題などが大きく左右するかもしれないが、薄利営業をしながら小回りの利いた立ち回りをして、むしろ、こうした時期でもパチンコ店に足を運ぶ層を自店の固定客として伸ばしていくチャンスにしたい」という。
 
さらに別のホールの幹部は、「ゴールデンウィーク明けのしばらくは、何年に一度の『全国的な通常営業』だ。よくセミナーなどで通常営業時に何をすべきかというテーマが取り上げられているが、正直いって、ここで何をしようと隣の店舗の新台入替には勝てなかった。だからといって設備や接客や附随サービスといった要素のレベルが低いままであれば、入替自粛には悪影響しか残らないだろう」と指摘する。
 
通常営業時にどういう店舗に足を運ぶかを自ら考えてみる分かりやすいが、通勤途中であったり住んでいる街にあるといった地理的条件を外すと、薄利営業をしているか店の居心地がいいかに集約される。イベント規制が強化され、なおかつ新台入替が全国的にないゴールデンウィーク明けは、自らの店舗がどの程度のポテンシャルにあるのか、本来的な部分を見定める期間かもしれない。


《今、注目を集めている、店舗のポテンシャルを上げる製品》
 
「シルバープロテクト施工/Cell きら/エデルステインコーティング」  株式会社エムエムインターナショナル
 
「ホール向けPCI発生ユニット・新カセットタイプ」 JCMシステムズ株式会社
 
デジタルインターカム「WD-D10 シリーズ」、インテリジェントビデオ解析システム「IVA」 株式会社JVCケンウッド 
 

 

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