【コラム】心で感じろ!遊技機「音」バカ一代(第13回)

バナーサウンド
第13回 サウンドクリエイターのプライド


キュインキュキュキュキュイ~~~~ン♪

この音がホールで響き渡ったら、結構な数の人が鳴っている台の方に目を向ける。
鳴らした本人にとっては至福の時だ!

遊技機で「キュイン」が鳴ったら当りだということは、結構昔からパチンカーの体に刷り込まれている。
もはやパブロフの犬状態だ! 「キュイン」を初めて作ったクリエイターはすげぇと思う。

「キュイン」の歴史は私が知っている限り、某スロット台が最初だ。その当時は、まさかここまで「キュイン」が浸透するとは予想できなかったが、妙に耳に残る音だとは思っていた。
私も当時は、この「キュイン」に酔いしれていた1人である。

ところがこの「キュイン」、サウンドクリエイターからすると非常に使いたくない。
これを使えば、誰でも当りの音を作ることができるからだ。言ってしまえば個性がない。
私もクリエイターとしてなるべく「キュイン」は使わず、自分自身が作成する音で当り感を出したいと考えている。

サウンドを知らない人間は、当り音が物足りないと、すぐに「キュイン」を入れろと言ってくる。
理由は簡単。「キュイン」にしておけばとりあえず「当った感」がするからだ。

私は「キュイン」という音に関してオリジナリティを出すのは無理だと思っているが、そんな中にあって、「キュイン」に命をかけているのではないかというシリーズ機がある。
機種名は言えないが、この機種の「キュイン」はシリーズによって音色が違う!
すごい、すごすぎる!ここまで「キュイン」をアレンジするとは・・・
とまぁ、既存の音でも工夫次第でどえらいモノができると勉強させられる日々を送っております!
でも「キュイン」で攻めるのは・・・やっぱりヤダなぁ~。

〈続く〉


●河野 友希(こうのゆうき)/遊技機メーカーにてサウンド担当として在籍後、ダイコク電機へ転職。入社後、サウンドプロデューサーとして遊技機に特化した攻撃的かつ斬新な遊技機サウンドを数多くプロデュースし、多くの支持を集めている。
 

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