【コラム】心で感じろ!遊技機「音」バカ一代(第6回)

バナーサウンド
サウンド開発環境~協力会社~


サウンド開発の本数が多くなると、どうしても社内の人員が足りず、やむなく外部のサウンド協力会社に委託することがある。

協力会社もいい会社、ムムっと思う会社など多く存在している。よく上長にいい会社と微妙な会社の判断基準を聞かれるけど、どの会社も音楽知識やセンスはもっていて、きちんと曲は作れるし、効果音も作れる。なので、その会社がサウンド会社として何か問題があるのか? と上長が不思議に思う気持ちは分からなくもない。

私はいつも会社を選ぶときの判断材料として、
・パチンコが好きか
・パチンコをよく打っていて、最近の機種に詳しいか
・パチンコ台の開発経験は豊富か
を確認しつつ、委託するかどうかの判断をしている。価格は? と思うかもしれないが、本当にいい会社様であれば、法外な金額でない限り目をつぶります。

パチンコに搭載される効果音は特殊で、パチンコをよく知っていないと作れない。パチンコっぽい音は作れるかもしれないが、何年も遊技機でサウンドを制作している人間が聞くと、すぐに「にわか作り」がバレてしまう。もう、「ピキーン」とか「バキーン」とかキンキンな音だけの時代ではないんですよ。それでも未だに、「遊技機の音なんてどうせこんなもんでしょ?」と自分勝手な解釈をして、リーチの音すべてを金属音で制作してくる会社さんもいるんですよ。彦○呂風に、「遊技機サウンドのルーズソックスやぁ~」という感じです。

最近、パチンコホールに行っていない、パチンコを打っていないという方は、この状態に陥りやすい。というわけで、私を含めて会社の後輩も、時代遅れにならないよう、週に一度はホールに足を運んでいる。

それにしても勝てませんなぁ。私のお小遣いは、もう半年分ぐらい嫁に前借りしてますよ。でも、そのおかげで最新機種の音や、注目機種の音を聞くことができているため、一応は身になっているし、第一線で働けているのだと思っている。

服でも流行があるように、パチンコの音もそれなりに流行というものがある。金属音が流行っていたのは、もう約10年ぐらい前だ。あの時は金属音がやたら多かったなぁ。でも、なんだか懐かしいなぁ…。

アカン! 時代遅れはアカン! 小遣い前借りして、市場調査に行かなくてはっ!

〈続く〉 


●河野 友希(こうのゆうき)/遊技機メーカーにてサウンド担当として在籍後、ダイコク電機へ転職。入社後、サウンドプロデューサーとして遊技機に特化した攻撃的かつ斬新な遊技機サウンドを数多くプロデュースし、多くの支持を集めている。
  

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