2022.6.10

【遊情ネット】情報の価値について

インターネットが発達した昨今、様々な情報はネット上に転がっている。情報デフレともいうべき現象により様々な情報が無料で手に入るようになった。一方、その情報は虚実入り混じっていたり、AIによる情報拾得者の興味対象にあった情報の選別を行ったりすることにより個人間で大きな情報の偏りが生まれている。例えば政治やコロナワクチンの接種に際し、自分と同じ意見を求め、その情報を目にするあまり、視野狭窄に陥り他の意見を認められなくなるという状況に陥りがちになっている。
 
情報の提供側も前述した情報デフレにより、既存のビジネスモデルでは収益を上げることは難しくなっている。今まではTVや新聞、業界では業界誌などが情報を媒体で提供し、収益を上げていた。彼らは複数の情報ソースを取材し、情報の真贋を見極め、読者にわかりやすく情報を提供する能力を価値として、情報を有料で提供してきた。しかし今では情報ソース自体がSNS等で情報を発信することもあり、迅速性においては後塵を拝するようになってきている。またその分野において造形が深い個人も情報を発信するようになったことから、専門性という面でも媒体側に有利性はない。
 
それでは情報自体の価値は無くなっていくのだろうか。私はそうではないと思っている。