2021.2.12

【遊情ネット】2021年2月号TOP COLUMNの補稿

本誌では、『先に提示すべきは「あるべき姿」』と題して、業界団体に求める事柄を整理しました。なお連載の創刊70周年記念対談は、周辺機器大手であるグローリーナスカの井寄義孝社長をお迎えし、周辺機器の役割を軸としたお話をお伺いしていますので、ぜひお読みください。
 
さて、業界団体や同業者団体は、個々の企業(本誌では「組合員や加盟企業」と表記しています)にとっては必要な存在ではあるけれども、時代時代に応じて役割が変化していくものであると考えています。現代のような情報化社会においては、20世紀的な業界団体の役割はあまり求められていないのかもしれません。業界団体の存在感低下に関する要因としては、インターネットの普及による個々の企業の情報リテラシーの向上と考えられますが、最も大きな要因は業界団体自身にあるのではないでしょうか。

業界団体が「誰のため」「何のため」にあるのかを問えば、自然とやるべきことは出てくると思われます。ある業界団体が永続的に存在するものではなく、所与の役割を果たした時点で業界団体の存在も終えるものです。