2022.2.25

【遊情ネット】2022年2月号トップコラムの補稿

本誌では、広告宣伝自体の良し悪しではなく、営業と広告宣伝の関係について考えてみました。
 
例に挙げたとおり、広告宣伝とは「顧客と営業者との相互関係」にあると思うのです。そういえば、先日テレビを見ていたら「出血サービス」が取り上げられており、その起源は朝鮮戦争時の製造業者にあるものの、小売・サービス業においてはパチンコ店が初めて使用したと言っていました。朝鮮戦争時の製造業者のなかには、いわゆる赤字になってでも工場を稼働させることを優先させて、原価割れしても受注を取ろうとする動きがあり、それを「出血受注」と称したそうです。なぜ赤字になってでも受注を取ろうとしたかは、テレビではやっていませんでしたが、戦争中あるいは戦争終結後にもアメリカ軍から継続的な受注を得ようとしたからではないかと推測されます。小売・サービス業の「出血サービス」にも似たようなことが考えられ、「この店舗はいい店だ」と顧客に思ってもらい、継続的に来店してもらうことを狙っているわけです。当たり前ですが「出血」というのは比喩であり、営業者が出血などしていないことは百も承知なわけです。アメ横での呼び込みや香具師の口上は、その場の盛り上げであって、呼び込みや口上を本気で受け取って怒っても野暮だと笑われるだけのことです。
 
そこで、改めて考えておきたいのは、パチンコ店の営業方法です。