2022.7.22

【遊情ネット】2022年7月号トップコラムの補稿

本誌では、「失敗」を糧にすること、さらに言えば「他者の失敗」を活かすことの重要性に触れました。
 
我々は現在、2度目となる遊技産業挙げての国政選挙戦に突入しています。本誌にも記したことではありますが、弊誌及び筆者は前回の参議院通常選挙よりも以前から、遊技産業の代理人を国政の場へ送り込むことの重要性を訴えてきました。ただしその目的は、ただ単に国政へ送り込むことではなく、産業が抱える課題解決や要望を政治から行政へ働きかけることにあることを忘れてはなりません。とはいえ、前回及び今回の選挙戦を概観してみると、手段であるはずの「国政へ送り込むこと」が目的化しているように感じられ、本来の目的である「産業が抱える課題解決や要望の働きかけ」が見えづらくなっています。産業内には供給側(メーカー等)と需要側(ホール)の2サイドがあるわけですが、議連での議題等を見聞している限り、供給側の要望が主にあって、需要側の要望はあまり聞こえてきません。メーカーサイドの要望が通れば、①魅力ある遊技機が開発される→②ホール営業が安定する→③メーカーへの発注が増える、という構図なのかもしれませんが、ホールサイドとて独自の要望があるのではないでしょうか。
 
ホールサイドの独自の要望を考えてみる際には、業界団体ごとの立ち位置を確認する必要が出てきます。