夏の業界イベント

今年の夏も、遊技機メーカーや業界団体が主催したファン向けのイベントが各地で開催されました。イベント内容や、ファンに対するアプローチの仕方は様々でしたが、いずれの会場も、その盛況ぶりには目を見張るものがありました。
 
特に集客力を発揮していたのが、新台の試打コーナーです。とりわけ導入前のタイトルについては、試打を希望するファンでひっきりなしでした。今年に入ってからは、ビックタイトルが少なく、今ひとつ新台市場の盛り上がりに欠けていた感が否めませんでした。しかしながら、試打を待つ長蛇の列を目の当たりにすると、改めて新台の持つ威力を実感させられた次第です。
 
と同時に、趣向を凝らしたものや、奇をてらったイベント内容よりも、シンプルに遊技機の魅力を訴えることが、今のファンには受け入れられやすいのではとも感じました。もちろん、シンプル故にごまかしは効きませんが、メーカー間である程度足並みを揃えることができれば、訴求効果は極めて高そうです。
 
もちろん、これらのイベントが命題の一つである新規ファンの拡大に繋がるかどうかは分かりません。結局コアユーザー向けという意見もあるでしょう。しかし、そのコアユーザーすら失いつつあるのが、紛れも無く今の業界が置かれている状況です。
 
「知ることが少ないと、愛されることも少ない」とは、かの著名芸術家がいったとされる言葉ですが、1しか知らない人に2を知ってもらう、2の人であれば3を、というように、たとえきっかけは何であれ、少しでも業界への理解を深めてもらうための試みは、これからも模索し続けていく必要があるのではないでしょうか。
 

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