日本で外国人専用カジノ?

ちょっとカジノ関連で気になった話がありました。
 
和歌山県が、和歌山市と協力して誘致に動き出しているカジノ施設を含むIRは、外国人専用にしたいとの意向が報じられていることです。
 
カジノビジネスについては門外漢ですので、外国人専用のカジノ施設が、日本国内でどの程度収益性が見込めるのかは、皆目検討もつきません。ただ、シンプルに思うのは、これに出資する外資系の事業者は本当にいるのだろうか、という疑問です。報道で和歌山県の仁坂吉伸知事は、賛同する事業者もいる、としていたようです。
 
以前、IR議連の会合に出席していた外資系カジノ事業者が、目の色を変えて日本人の入場を制限するという構想に反対する様子を目の当たりにしました。その瞬間は、なぜここまで怒気を帯びた表情を見せたのかが分かりませんでしたが、よくよく考えてみれば、日本人を集客できるか否かでは、目論む収益モデルが大きく異なってくることは自明です。
 
現在、多くの外国人観光客で賑わう東京、大阪などの都市では、IRに含まれる大規模なホテルだけでも高いニーズはあると思います。付随するカジノ施設が、外国人専用だとしても、国際競争力という観点をひとまず置いておけば、それなりに高い収益は見込めそうです。ただ、少なくとも現在進行している日本版カジノ最大の集客ターゲットは日本人だと感じています。
 
そのなかで、いわゆる地方都市が、外国人だけを対象としたIR施設の運営で、どのようなビジネスモデルを描くのかは気になるところです。また賛同したという事業者がどのようなIRを構想しているのかも同様です。もし、このような形でIRが成功すれば、少なくとも国内の依存問題関係無しで、地方再生に寄与できるわけですし。

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