業績公表して業績アップ!?

今やパチンコ、パチスロを楽しむうえで欠かせない存在となっているニコニコ動画やYouTubeなどの動画サイト。投稿されるパチンコ関連動画の多くは新機種に関する情報やライターによる実践モノですが、最近ではホール側が動画を作成してサイトにアップして集客に繋げている事例も出てきているようです。
  
その一つとして挙げられるのが、埼玉県内にある200台規模のホール。毎月2~3回、動画をアップしているのですが、驚かされるのはその内容です。前オーナーから店舗を譲り受けたという現オーナーさんが出演しているのですが、売上や粗利を毎月公表。地代家賃や水道光熱費、さらには前オーナからの買取額にまで言及しています。ここまでぶっちゃけていいのか?と心配になってしまいますが、業績を公表することで見えてくるのは、一般企業と同じく不況のなかで何とかやり繰りするパチンコ店の実情です。オーナーさんが「1円パチンコには各台の玉貸機がない」「空調機は20年以上使っている」などと語る姿は、個人商店の経営者のようでもあり、中間管理職のサラリーマンのようでもあり、業界人ならずとも共感を呼ぶのではないでしょうか。
  
この店舗が動画を始める前と始めた後、昨年と今年の10月の業績を比べると売上は2倍以上になっていて、動画をきっかけにリピート客になった総数は1000人近いともいいます。自己申告による数値ですが、確かにネット上では、「あの」という冠の後でホール名が記載されていることも多く、「お布施しに行ってみたが、勝ってしまってすいません」など、実際に店舗に行って遊技したことをうかがわせる書き込みも多く見られます。多少なりとも来店客数が増えていることは間違いないでしょう。
 
同店の手法はビジネス理論的にいえば「共感マーケティング」というところでしょうか。セミナーなどで語られることも多いですが、一定の射幸性が許されたパチンコ業界に携わっている今一ピンとこないもの。「パチンコ店を買ってみた」といったキーワードで検索すれば、該当店舗はすぐ見つかるので、ネットユーザーの反応なども併せて、興味をもった方は是非。
 

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