【クリエイター向け情報】本気で3DCGクリエイターを目指す人の「3DCG講座」②

C&R003のコピー
クリーク・アンド・リバー社が運営
本気で3DCGクリエイターを目指す人のための
「Maya無料3DCG講座」(その2)


 クリエイター・エージェンシー大手の株式会社クリーク・アンド・リバー社は、2017年5月から3DCG業界(ゲーム、CG、パチンコ・パチスロ、映像等)への就業を目指す人のための「3DCG講座」(以下、アカデミー)を開講している。3DCG関連企業のなかには、これまで採用が即戦力に偏っていたことから後進の育成が後回しになってしまい、人材の空洞化といった問題を抱えている企業が多い。クリーク・アンド・リバー社はそうした企業の課題を正確に把握し、本当に必要な人材を育成するプログラムを実践している。
 
アカデミーを運営するクリーク・アンド・リバー社デジタルコンテンツグループの佐藤浩平セクションマネージャーと、本アカデミーで講師を務める同グループの鈴木俊彦デザイナーに話をきいた。


 

佐藤氏顔写真

佐藤氏

「本気で3DCG業界で働きたい人材を求めています。
本気だからこそ、本気の支援で応えたい

本アカデミーで使用する3DCGツールは様々な制作現場で使われている「Maya」。「Maya」の基本操作の習得からモデル・モーションの基礎課題の作成、ポートフォリオ(作品集)作成までを本格的かつ濃密な内容で指導することによって、短期間で即戦力となるクリエイターの育成ができるというわけだ。
 
アカデミーの受講申し込みは毎週1回。「現在はコンスタントに3~5名ほどが面接を受けていますね。受講希望者は社会人経験者が多いのですが、やる気があれば在学中の学生も受け付けています」(佐藤セクションマネージャー)
  
受講の応募者に対しては、面接を行って合否を決めるが、その基準となるのは年齢や経験だけではない。「面接では〝伸びしろ〟を考慮しています。ツール操作だけではカバーできないデッサン力であったり、技術習得しようという姿勢や、様々なことを総合的に判断しています。もちろん一定期間内でカリキュラムを達成するというモチベーションを維持させる力も重要だと考えています」(鈴木デザイナー)
   
アカデミーの特徴である週5日・毎回7時間授業というスケジュールは一見キツそうにも感じるが、受講生の多くは7時間があっという間だと話しているという。「マスターしなければならない分野が多いからという理由もありますが、やはりモーションを制作していく過程で、自分が作ったものを実際に動かすことができるようになるということに、楽しみや喜びが生まれ、集中するほど時間が過ぎるのが早く感じられてしまうのだと思います」
  C&R002-01一方、集団授業のスタイルを取りながら個人の能力や要望にそったきめ細やかな講習内容にするために、授業内容に関するリクエストを受講生から集める作業も欠かさず行なっている。「私たちが用意したカリキュラムを一通り終えたら、本人が希望する、就業を意識した授業内容に進みます。現在は、アニメーションとモデリングにわかれるという傾向が強いようですね」(鈴木デザイナー)。
 

鈴木氏

鈴木氏

アニメーションであれば「観察力」や「空間認識力」を求められるが、一方のモデリングの場合は「関節の分け方がわかっていない」「デザインの時点で動きを想定し得ていない」などといった実践面の問題点がみられることが多い。「それぞれの分野で必要な技術は異なっています。作画スキルや業界知識の習得なども含め、OJTに近い実践形式までアカデミーで教えています」と鈴木デザイナーは説明する。
 

これまでアカデミーを修了した受講生は30名余り。その8割は人気ゲームコンテンツを多数輩出したゲームメーカーや大手遊技機メーカー、有名な3DCG制作会社などへの就職を果たしている。「アカデミーではMayaのオペレーションのテキストと課題、Maya側が制作したラーニングチャンネルも使用して、受講生のスキルの習得を図っています。他には自由制作として有名なアニメキャラを作ってみるといった、楽しみならが学べる場を用意しています。カリキュラムも最新のものを常に準備しているので、やる気のある人は是非、応募してほしいですね」(鈴木デザイナー)


【鈴木講師 プロフィール】
学校法人東洋美術学校「造形デザイングラフィックデザイン科」卒業。卒業後はPCゲームの2D背景制作業務ののち、(株)バンプレスト、(株)トミー(現・株式会社タカラトミー)の下請け会社にてプレイステーション用ソフトの3DCG制作に携わる。その後は遊技機の2D・3DCG制作を経験したのち、2003年から(株)エムティーアイにてモバイルコンテンツの企画・運営・3D制作およびディレクション業務を経験。2015年からクリークアンドリバー社に在籍し、進行管理業務に携わる。現在は主にゲーム業界向けアカデミーにおいてMaya講師を務めている。
 
【佐藤氏 プロフィール】
大学中退後、発展途上国でのボランティアなどを経て東京デザインプレックス研究所でwebデザインを学ぶ。そこでC&R社のエージェントにスカウトをされ、同社に入社。主にコンシューママーケットのクライアントを担当し、エージェントとして5年ほど就業。同社にて社長賞受賞後、営業部門のセクションマネージャーに昇進。現在はリクルーティングセクションのマネージャーとして、著名クリエイタ―とのイベントやヘッドハンティング等を担当すると同時にアカデミー等の人材育成PJの責任者として運営に携わっている。   
 

 

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