2022.4.27

余暇進が4月度部会、協議会内の3つの委員会が活動を報告

一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進/佐藤正夫代表理事・会長)は4月12日、令和4年4月度の部会を都内千代田区のYMCAアジア青少年センターの会場ならびにインターネットライブで開催した。

年度初めとなる4月度の部会は例年、同協議会の委員会組織「法律サポート部会」「遊技機研究委員会」「次世代協議会」の活動報告を行っているが、2020年と2021年の4月はコロナ禍の影響で見送られため、3年ぶりの委員会報告となった。

まず法律サポート部会は、主に余暇進パチンコ業法試案の検討や書籍「風営適正化法令におけるパチンコ営業運用上のQ&A(7訂版)」の制作、その他法令関係に関する研究等を行っている。2020年度は、遊技機の交替に関して千葉県が採用した変更承認システムについて研究および要望書を作成して行政へ提出したこと、会員を対象にした業法勉強会の開催、署名・押印の見直しに関するパブリックコメントへの意見提出や店内の喫煙ブース設置に対する行政対応などについて協議を行ったことを報告した。また、2021年度は前年に引き続き喫煙ブース設置に対する行政対応について警察庁へ要望書を提出したこと、年間を通じて業法第19次試案に関する協議を行ったこと、射幸性に関する検討で遊技機研究委員会等の協力も得ながら内容の更新を検討したこと(現在も継続中)を発表した。

遊技機研究委員会は、主にホールの実務担当者が集まり遊技機を中心に営業施策等について情報収集と意見交換を行っており、理事会や執行部などの求めに応じて意見集約を行う場としても協議会活動に寄与している。2020年度はZoomを活用したオンラインミーティングで活動を再開し、営業に関わる情報全般を整理して委員同士の情報共有に努めたこと、執行部から問い合わせのあった「遊技機の大型化」に関するヒアリングを行って課題や問題点をとりまとめたことを報告。2021年度もZoomでの活動を継続し、遊技機の出玉性能に係る仕様面、現象として遊技客に支持されるゲーム性を探るべく協議・検討を行ったとした。

次世代協議会は、若手経営者や幹部による自由な発想と行動力をもって、業界の諸課題をとり上げつつその改善に向けた勉強と検討を行っているが、コロナ禍の影響を受けて2021年度下期から活動を再開。幹事メンバーを中心に、理事会が決定した第2期ギャンブル等依存症対策基本計画案に対するパブリックコメント策定への協力、法律サポート部会で進めている業法試案に対する意見創出、広告宣伝規制に関する検討を行ったことを報告した。

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