2024.9.11

全国ぱちんこ大会「PS:JAPAN2024」(主催・学遊連)の決勝大会、地元沖縄のチームが優勝

一般社団法人 ぱちんこ広告協議会(PAA、嶋田崇理事長)が後援する一般社団法人全日本学生遊技連盟(学遊連、毒島大輔理事長)の主催による全国学生ぱちんこ大会「PS:JAPAN2024」の決勝大会が、9月1日から3日まで沖縄県で行われた。

第2回となる本大会には全国10ブロックから794チーム、3,255人がエントリー。地方大会で代表の座を競い、22チーム、102人が決勝大会に進出。決勝大会では知識テストと実技テストが行われ、沖縄代表の「セグが気になる常勝軍団」が優勝した。 

3日間にわたって行われた決勝大会では、毎日行われた実技テスト(3回)とギャンブル等依存問題への理解を深める設問を含めた知識テスト(1回)の合計ポイントを競い合った。連日接戦となり、優勝した沖縄ブロックの「セグが気になる常勝軍団」も2日目は10位台だったが、最終日にチーム力で挽回し優勝を手にした。

優勝チームの6人には、優勝トロフィーと各111万円ずつチーム合計666万円の奨学金が授与され、優勝チームからは「地元沖縄でこんなすばらしい大会に参加でき、また3位入賞すらも危ぶまれていたのに優勝もできて嬉しい」と喜びの声が上がった。

式典では開会にあたって学遊連の毒島理事長が挨拶し、「予選も含め、実技テスト、知識テストと真剣な面持ちで取り組む選手の姿が印象的だった。また知識テストではギャンブル等依存問題の座学を上位進出のための点数獲得ポイントとして用意したため、この大会を通じた知識をもとに、今後より一層楽しんでいただけるようになったのではと思う」と述べた。また、後援したPAAの嶋田理事長は「今年もこうして学遊連を支えることができて安堵している。PAAは様々な形で業界発展のために尽力していく」と述べ、引き続き協力を求めた。

式典の来賓には全日遊連の阿部恭久理事長、MIRAIぱちんこ産業連盟の金光淳用代表理事が出席。挨拶で阿部理事長は、業界が取り組むギャンブル依存対策を若年層にも理解してもらいながらファンが増えていくことを願いたいとした上で「うちの町にパチンコ店があってよかったと言ってもらえるような環境を作っていければと思う。このすばらしい大会を継続していただき、多くの方に楽しんでいただけるよう一層の支援をしていきたい」と述べた。

続いて挨拶した金光代表理事は、今年6月に発表された業界パーパス「遊びの力で、心を元気に。」に触れ、「まもなくパチンコ営業が始まって100年を迎えるが、なぜパチンコが日本にこんなにも長きにわたって存在するのか、そしてこれからどこに向かっていくのかをまとめていこうとパーパスを作った。パチンコという娯楽が存在し続けられるのは日本が平和であり、その象徴としてこの世の中に必要とされ続ける存在になる大きなエネルギーが詰まっていると思う。そのことをどうか理解いただいて、ますます楽しくパチンコに親しんでいただければと思う」と祝辞を贈った。

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