一般社団法人日本遊技関連事業協会（日遊協、西村拓郎会長）は10月23日、福岡市内のグランドハイアット福岡において第4回定例理事会を開催した。

議事では、賛助会員としてエースプロ（宮﨑公章代表取締役）およびニーズ（奥山孝也代表取締役）の新規入会を承認した。

報告事項では、広告宣伝検討委員会による審議状況を説明。「広告宣伝ガイドライン第3版」に新たに追加されたメーカー記念日（業界団体が定める記念日）の運用に関し、ホール関係4団体およびメーカー団体（日工組・日電協）との協議が進んでいることが示された。また、新規ファン獲得策としてホール4団体が検討を進めている「お試しプレイ（ホールに設置する遊技機の一部を対象に遊技球を0円で貸出）」の進捗状況についても報告した。

このほか、9月から10月にかけて各支部会場およびオンラインで実施された「日遊協オンラインセミナー」についても報告。中部支部ではカレーハウスCoCo壱番屋創業者・宗次徳二氏、九州支部ではAI Impulse代表・水谷晃大氏、北海道支部では業界ライター・POKKA吉田氏が講演を行った。

さらに、10月22日には会員企業限定の「第2回広告宣伝ガイドライン等勉強会」をオンライン開催。「広告宣伝で是正勧告を行った事例（第5集）」および会員専用の「広告宣伝等お問い合わせフォーム」の回答解説を実施した。質疑では、「直近の事例において注意すべき点」「“おすすめ”記載POPの掲載期間」「LINEを使った案内の考え方」といった質問が寄せられ、ガイドライン理解の促進が図られた。