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- 第19回社会貢献大賞 佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合が受賞
一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(宮廻正明代表理事)は7月25日、都内新橋の第一ホテル東京で社会貢献大賞の表彰式と助成金贈呈式を開催した。
社会貢献団体機構は平成17年、全日遊連が中心となって傘下組合や組合員ホールの社会貢献活動を顕彰するために設立。2019年にそれまでの名称から現在の「パチンコ・パチスロ社会貢献機構」に変更した。表彰式ならびに助成金の贈呈式は今回で19回目を迎える。
今年の社会貢献大賞は、佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合(新冨和紀理事長)の「継続した地域に根差した災害支援活動」事業が選ばれた。
同組合は、佐賀県と防災協定を結んだことでホール駐車場の利用が進み、有事の際に車両水没被害が減少した。また、県内全店舗で実施している防災備蓄プロジェクトや備蓄品ローリングストック配布の取り組みを防災イベントで紹介。大阪で開催された防災EXPOへの参加やLINEを活用した一般への周知などの活動が高く評価された。
新冨理事長は、「パチンコホールが地域の防災拠点としての地位を確立し、事件・事故は110番、消防・救急は119番、災害時は777(スリーセブン)という認識が広まれば良いと思います」と述べ、今後も地域に根差した活動を継続していく意向を示した。
部門別の最優秀賞には、都府県方面部門に熊本県遊協の「架空請求詐欺防止対策への支援事業」、支部組合部門に岐阜県遊協・東濃遊技業組合の「永年にわたる地域の実情に寄り添った支援活動事業」、組合員ホール部門に株式会社合田観光の「授産製品の販売等による持続的な障がい者支援活動事業」が選ばれた。
当日は共同助成、一般助成、特別助成、特命助成の認定証贈呈式も行われ、24団体に総額3735万円の助成を行った。
閉会にあたり挨拶した阿部久副代表理事(全日遊連理事長)は、「地域の人々の安心、安全に資する活動に取り組むことによって、パチンコ・パチスロ産業全体で取り組むパーパスの達成を目指していきたいと考えています。 今回は依存問題や子どもの健全育成、災害復興支援だけでなく、SDGsの観点からより良い社会を作るために活動する団体にも助成を行いました。今後も世相に敏感に反応しながら必要な分野へ柔軟に助成を行っていきます」と語った
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