2022.5.2

京遊協青年部会定期総会 行政担当官が旧規則機の適切な処理などを要請

京都府遊協青年部会は4月27日、第47回定期総会を開催し、上程された4つの議案を可決承認した。所用のため欠席した木下大佑部会長に代わって挨拶した新井若尊副部会長は、「新型コロナウイルスの影響を受けて昨年の活動は制限を余儀なくされた。今期も業界を取り巻く情勢は非常に厳しくさまざまな問題が山積しているが、この逆境を乗り越えて青年部会の存在感を示していきたい」と述べた。

事業報告では、献血活動への協力や京都府警本部担当官とのフリートーキングなどの取組みを報告。令和4年度の活動計画は、部会員相互の融和や研修会の実施、全国青年部会との交流や社会貢献活動に力を注いでいくことが掲げられた。来賓として登壇した京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室の松村和紀室長補佐は、「旧規則機の適切な処理については、ほとんどの営業所が撤去期限を迎える前に計画的に撤去しているがいわゆる野積みのような問題が起これば業界に対する大きなダメージとなる。倉庫などに保管しているものがあれば営業者自らの責任で適切に処理していただきたい」と述べたほか、依存防止対策、適正営業についても業界として取組み姿勢が問われているとして徹底を呼びかけた。

総会終了後に挨拶した京都府遊協の白川鐘一理事長は、「京遊協はこれまで25年間に渡って、府下の社会福祉団体に車椅子利用者のために送迎自動車の贈呈を行ってきた。青年部の皆さんも我々がこうした大切な活動をしているということを胸に刻んで、自信を持って活動を続けてほしい」と祝辞を述べた。

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