2022.6.10

型式試験、PSともに低調な推移

保通協がまとめた令和4年5月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前の月と同じ17件で、結果書交付件数の減少に伴って適合率は1.5ポイント増の26.2%だった。また、パチスロ機の適合数は1件増の17件で、適合率は2.4ポイント増の19.8%だった。
 
パチンコの適合率は4月に今年に入って初めて30%台を割り込んだほか、それまで20%台をなんとか保っていたパチスロの適合率も10%台に急落していた。今回、ともに適合率を上昇させたが、パチンコは20%台、パチスロは10%台のままで2カ月連続で低調な推移となった。
 
なお、申請書の受理状況では、昨年12月以来、5カ月ぶりにじゃん球の受理があった。
 
令和4年5月の型式試験実施状況は以下の通り。
 
◯パチンコ 
 受理件数70件、結果書交付65件、適合17件、不適合48件
◯回胴
 受理件数69件、結果書交付86件、適合17件、不適合69件
◯じゃん球
 受理件数1件
 
一方、GLI Japanの令和4年5月における型式試験実施状況では、パチンコ機の結果書交付件数25件中、適合は10件で、適合率は前の月から26.4ポイント増の40.0%に回復した。また、昨年9月から型式試験を開始し、12月から結果書の交付が始まったパチスロ機は、今回、7件の結果書交付があったがすべてが不適合だった。
 
◯パチンコ
 受理件数22件、結果書交付25件、適合10件、不適合15件
◯回胴
 受理件数7件、結果書交付7件、適合0件、不適合7件
 
保通協とGLI Japanを合わせた適合率は、パチンコは前の月から8.0ポイント回復の30.0%、パチスロは0.6ポイント増の18.3%だった。
 
 
 

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