11月のホール採用意欲は依然高い状況、12月も同水準か

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、11月の採用意欲は10月から微減するも概ね横ばいであることがわかった。
 
この数値について同社の小清水執行役員は「10月より低いものの、大きな減少とはなっていない。企業の採用熱は小幅な動きはあるものの4月以降、同じような高さで推移している」と話す。
 
「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。
 パック・エックス表11月来年の業況の冷え込みが予想されるなか、ホール各社には警戒感の先立つ保守的な動きが目立っている。認定機やみなし機など現行の設置遊技機については2月1日以降に設置可能なものも含めると程度取り扱いが見えてきたわけだが、それでもしばらくは新台の導入効果をあてにできない難しい営業を強いられるのではないかと予想する声は多い。一方、ホール企業間の格差も鮮明になりはじめている。事業継承、M&Aで中小店舗を傘下に入れるなど、こうした状況下でも拡大路線をはかる一部企業の勢いが益々強くなるなど、ホールの生き残り競争はシビアさを増している。
 
こうした背景は求人対象にも色濃く影響を与えている。小清水氏は「オーダーとしては、店長経験者が増えている印象。それに伴って、40代であっても即戦力であれば採用したいという声は多く聞く。20代、30代前半の店長経験者へのニーズは非常に高いが、絶対数が少ないのは依然として変わらない」と説明。さらに続けて、「年齢よりも経験、さらに来年2月以降の業界状況に合わせて柔軟な対応が出来るであろう思考力が求められている」とするなど、難局を乗り越えられる人材へのニーズが業界全体で高まっていると解説する。

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