6月のホール企業採用熱、前月を上回り6ヵ月連続の上昇推移

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2021年6月の採用ニーズは前月を上回り、これにより6ヵ月連続の上昇推移となった。同社の滝沢統括マネージャーは「採用ニーズはコロナ禍前の2019年と同水準になりつつあり、採用活動を行う企業は月を重ねるごとに増えている」とし「7月においても同等の水準になると予測しており、徐々に売手市場に移行する可能性もありそうだ」と述べている。

「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。

市場では遊技場数が25年連続で減少し、大型店の伸長にも歯止めがかかる状況になっている。警察庁保安課がまとめたところによると、昨年12月末現在における全国の遊技場数は9035店。前の年から604店の大幅減となった。平成7年の1万8224店をピークに25年連続の減少でピーク時との比較で言えば半数以下で、店舗数の減少率も拡大傾向となるなど業態の疲弊感が色濃く反映されている。

転職市場の今後について滝沢統括マネージャーは「一部地域において4回目の緊急事態宣言が出されたが、それを理由に採用活動を止めるといった声はいまのところ伺っておらず、また、大手求人媒体などの動向においても大きな変化が見受けられていない」と述べる。そのうえで「ゼロコロナを目指すような対応施策は経営も生活も苦しくなるばかりで、多くの企業・人材はウィズコロナの動きを取っている」とし「ワクチン接種が進行すれば採用市場はさらに活性化していくことが予想される」と見解を示した。

 

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