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- 8月の型式試験実施状況、パチンコの適合率は前月より改善
保通協とGLI Japanがまとめた2024年8月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月より1件減少した31件となったものの、適合率は1.1ポイント増の28.2%となった。パチスロ機の適合数は前月より8件減少した14件となり、適合率は4.7ポイント減の12.6%だった。
機関別に適合数を見ると、保通協ではパチンコ機が前月より4件減少した20件、パチスロ機も前月より8件減少した11件となった。一方GLI Japanではパチンコ機は前月より3件増加した11件、パチスロ機は前月と同じ3件だった。なお保通協が、じゃん球を1件受理している。
不適合事例として、試射試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験では「試射試験の結果、役物比率が規則で定める値を超えた。試射試験の結果、連続役物比率が規則で定める値を超えた。」(パチスロ機)が掲載された。ほかにも設計書等審査で、「主基板のロムのデータ領域に「0」以外の未使⽤のデータが存在していた。」「第一種特別役物に係る役物連続作動装置作動時の遊技メダルの獲得性能が、非作動時に比べて下がる性能を有していた。」(パチンコ機)などが掲載されている。
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