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- 9月の型式試験実施状況、パチスロの適合率が急改善
保通協とGLI Japanがまとめた2024年9月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月より2件減少した29件となり、適合率は1.1ポイント増の29.3%となった。パチスロ機の適合数は前月より19件増加した33件となり、適合率は13.4ポイント増の26.0%だった。
機関別に適合数を見ると、保通協ではパチンコ機が前月より3件減少した17件、パチスロ機は前月より14件増加した25件となった。一方GLI Japanではパチンコ機は前月より1件増加した12件、パチスロ機も前月より5件増加した8件だった。
不適合事例として、試射試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験では「遊技球が遊技盤上の遊技くぎ間に挟まり停留することから、遊技球の落下を著しく不規則にする性能を有していた。」(パチンコ機)や「周辺基板のロムを取り外すことによりそのこん跡が残らない構造になっていた。」(パチスロ機)が掲載された。対比照合審査で「主基板の部品の一部が装着されておらず、申請書添付書類と異なっていた。」(パチンコ機)や、設計書等審査で「条件装置の作動確率が高い値となっていること及び入賞が容易となっていることを遊技者に報知しないにもかかわらず、外部端子板から遊技機外に送信する機能を有していた。」(パチンコ機)、「遊技者が遊技機の一部を容易に取り外すことが可能であり、取り外すと演出が表示されなくなること又は異なる部品の接続により異なる演出表示を行うおそれがあるため、遊技の結果に影響を及ぼすおそれのあるものが設けられていた。」(パチスロ機)などが掲載された。
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