9月の採用意欲、平均値を下回って今年一番の冷え込みを記録

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2018年9月の採用意欲は平均を下回り、2018年内の現時点において一番冷え込んだ月であったことがわかった。

この数値について同社の滝沢統括マネージャーは「9月に採用熱が冷え込むことは動きとしては例年通りで予測の範囲であったが、8月に続いて求職者、転職希望者の動きが例年以上に活発だっただけに、この時期の活動停止が2018年の人材確保において大きな機会損失となる可能性は否定できない」と見解を述べた。

市場では8月末のパチンコに続いていよいよ10月から新基準のパチスロ6号機の導入がスタートした。大都技研の6号機第一弾「HEY! 鏡」は、約24,000台が導入される予定だが、「インパクトのある出玉を見せられる性能を持っている」「今後のパチスロ営業を占う上でも重要な機種。大事に使っていきたい」など、ホール関係者の同機に対する期待感は大きい。また、ファンからも「引きがよければ短時間勝負もできる」「王道の番長シリーズなので違和感無く楽しめそう」といった意見が聞かれるなど、好調な滑り出しとなっているようだ。現状、ホールでは年明けの高射幸性機設置比率15%を視野に入れたパチスロコーナーの再編が重要な課題となっているが、市場に混乱をきたすことなく入替を完遂させるためにも「HEY! 鏡」に続く話題性の高いパチスロ6号機が早期に登場することを期待したい。

「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。

PX2018採用意欲09
転職市場の今後について滝沢統括マネージャーは「全国展開するような大手ホール企業は年間を通じて中断することなく中途採用活動を行う傾向にあり、尚且つ人材の企業選びの軸、優先度が大手志向にある近年においては、中小ホール企業にとっては不利な状態ともいえる。人材を確保するための中長期プランはもちろんだが、途切れることなく採用活動を行える体制整備や市場に合わせた採用条件の提示がポイントとなってくるだろう」と指摘した。

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