中部遊商総会、中古流通台数が減少

中部遊技機商業協同組合は5月23日、名古屋市の名古屋観光ホテルにおいて通常総会を開催した。事業報告では平成25年度の中古機の流通総数に関し、7万4000件(前年度比2.1%減)、13万7000台(同10.1%減)だったことが報告された。
 
総会冒頭に挨拶を行った林和宏理事長は、平成25年度における新台証紙発給枚数が対前年比で大幅に減少する見通しであることを報告し「新台供給が減ると中古流通量も厳しい。だがこんな時こそ、しっかりとした中古機流通を行う必要がある」とするなど改めて中古機流通制度の健全な運用を求めた。
 
議案審議では事業、収支関係の2議案を上程。全て原案通り承認された。また報告事項では、機械対策委員会・QRシステム部会、セキュリティ委員会、リサイクル・環境対策委員会、事業・広報委員会、総務委員会が活動内容を報告した。
 
行政からは愛知県警察本部生活安全部保安課の富田敏弘課長、同・山本耕治課長補佐が臨席した。挨拶を行った富田課長は、遊技機の不正改造防止への注意を促す中で、「愛知県内で不正事犯が無かったのは確実な点検確認があってのこと」と、組合員の業務を評価するとともに、さらに適正な流通事業の運用を維持するよう求めた。
 
特別講演を行った山本課長補佐は愛知県内の変更承認件数、認定件数を挙げながらその傾向を報告。また「枠と盤が同一型式であること」「製造番号が適正であること」「主基板ケースに開封の痕跡がないこと」など5つの点検確認項目を改めて挙げ、確実な点検確認の履行を要請した。
 
総会後の懇親会には愛知県遊協の西原英烈理事長、岐阜県遊協の大野春光理事長ら多数の来賓が臨席。西原理事長は来賓挨拶で「中部遊商とは昨年2回にわたり意見交換を行った。この難局は一致団結なくして乗り切れない」とするなど愛知県遊協と中部遊商の協力体制の強化を求めた。大野理事長はパチスロのサブ基板問題、自民党議連「時代に適した風営法を求める会」に対する業界団体の反応などについて触れたなかで「議連の動きに対しては業界団体が一丸となるのが本当に理想的だが、風営法の中で営業を続けるのか、風営法を変えて違う業態となって生き残りをはかるのか、これについては現在の業界は全くの同床異夢」などと述べた。

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