余暇進が6月度部会、海外カジノビジネスの実態など聴講

余暇進6月度部会の画像余暇進は6月12日、都内千代田区の在日本韓国YMCAアジア青少年センターで6月度部会を開催。のめり込み・依存問題に関する講演として、ギャンブラー兼作家の森巣博氏を招き、プレイヤー側からみる依存問題や海外カジノビジネスの状況などについて聴講した。
 
講演の前には会員プレゼンテーションが行われ、サン電子がシステム横断型業界統計サービス「TRYSEM」と「シフト作成サービス」を紹介。「TRYSEM」は、稼動貢献状況の閲覧や中古機売買、機種データサービスといった機能に加え、自店データとの連動で機種入替に役立つ機能も搭載し、独自の機種比較によって過去データを確認しなおす手間が省ける上に、性能バランスも参照できるという強みを持つ。また「シフト作成サービス」は、従業員がスマホなどから希望勤務時間の届け出ができ、シフト作成者は従業員スキルと連動させるなどしてシフト管理の最適化が図れるのが特徴。労務負担の軽減と時間の有効活用が見込める。
 
講演では森巣氏が、自らの体験も交えてカジノをビジネス的側面から説明。まずギャンブル依存症については、学問として確立されておらず、現在は米精神医学会が出版した「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)」の調査票によって調べた結果が国内統計にも用いられていることを紹介した上で、「自らギャンブル依存と言って憚らないが、DSMの調査10項目のうち3つしか該当しない。負けなければ依存症ではないと言っているようにみえる不思議さもある」と述べた。
 
また海外のカジノ事業者は、一般フロアで遊ぶグラインド・プレイヤー、フロア分けしてもてなす高額消費層のプレミアム・プレイヤー、プレミアムを超える存在のジャンケット・プレイヤーの3階層にプレイヤーを分類しており、収益の大半はプレミアム以上の層によるという収益構造の実態を紹介。ジャンケットと呼ばれる仲介業者の存在と役割を説明したほか、国内カジノのプレイヤー層や集客規模、海外からのプレイヤー招致といった点についても、独自の情報力と分析による見通しを披瀝した。

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