全日遊連記者会見 日工組の対応に不満示す

全日11月会見全日遊連は11月18日、都内新橋の第一ホテル東京で全国理事会を開催し、懸案となっている「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機の撤去について」と「高射幸性遊技機への対応について」を話し合った。
 
理事会冒頭の挨拶で阿部恭久理事長は、「すでに文書でお知らせした通り、警察庁からホール団体に対してなされた要請では、一部の遊技機が検定機と性能が異なる仕様でメーカーから出荷されている可能性があり、該当型式に係わる遊技機については、今後、可及的速やかに撤去を進めていくこととなっている。遊技機の回収にあたっては、日工組が主体となり、業界を挙げて進めていくこととなるが、回収にあたっての時期、方法等、具体的な内容を現状では皆様にお伝えすることができない。日工組との定期連絡協議会を通じて協議し、そこで方向性が出たものについては、逐一皆様にご報告させていただく」と述べるなどした。
 
理事会後の記者会見で阿部理事長は、一連の問題で市場に混乱や不安があることについて、「遊技機のリストや回収方法などに加え、今の遊技機が検定状況と違うというのであれば、検定状況と同じ遊技機がいつどれだけどんな状況で出てくるのか、という問題もある。行政からの要請でもあり、我々は謙虚に受け止めているが、そういうスケジュールもない状態では、話を先に進めることはできない」と述べ、日工組による提示待ちであることを強調した。
 
さらに、「高射幸性遊技機の設置比率を下げるという自主的な取り組みでも、これを進めるためには、安心して使える遊技機というのが必要になる。これについても、7月の日工組との定期連絡協議会では、9月14日に概ねの予定というものが出ることになっていたのだが、それも出てこない。10月の定期連絡協議会でも出てこなかった。早くやらないと良くないのでは、と言っていたうちに、こんな状況になっている」と述べ、日工組の対応を疑問視。当日の理事会でも、11月4日付けで日工組が警察庁保安課に提出した文書について、各種の疑問や不満が出席理事から相次いだことも明らかにした。
 
さらに、高射幸性遊技機への対応については、メーカー個社から該当機種の下取り価格の提示を受けたものの、独禁法の関係でこれを開示しない方針であることを報告。個々のホールが各メーカーに問い合わせることとし、全日遊連では、その回答にホール側が納得できないなどの問い合わせがあった場合、個別の回答内容に沿った照合だけを行うという。阿部理事長は、「下取り金額の価格帯については、全日遊連が各社に問い合わせてとりまとめたものだが、決して納得したものではない。というよりも、大いに不満がある」と述べるなどした。
 
また、メーカー個社が下取り措置を伝えてきた高射幸性機の機種リストと、今回の「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」のリストとで重複した機種の補償については、臨席した平川容志副理事長が「それについても、どういう回収措置を講じるかが出てこないことには、何も分からない。憶測で判断するわけにはいかないし、次元の違う別の話でもある」としながらも、「向こうが回収するといっているのだから、それなりの提示がなされると思っている」と述べるなどした。
 

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