愛知県も賞品価格の見直しで「脱・業界等価」へ

愛知県遊協は11月2日に臨時理事会を開催し、提供賞品の下限価格の引き上げ案を決議した。これにより従来までの下限価格200円賞品が220円に値上げされ、交換玉数が55個・11枚(100円単位で27.5個、5.5枚)に変更される。現在、流通している1000円、5000円相当の賞品も同じ比率で値上げされる。実施は12月1日から。
 

愛知県ではこれまで、いわゆる「業界等価」は県下全域には浸透していなかったものの、一部競合地域においては大手ホールの参入などもあって「業界等価」が主流になっていた。今回の決議について関係者は、脱・業界等価を目的とした交換個数の見直しは、東京をはじめとした全国的な流れになっているとしながらも、「業界等価」によって生じる、逆ザヤの仕組み改善に向けたものであることを強調。「価格の見直しによって、流通システムの透明性が図られる」と語っている。
 
また、組合に加入していない店舗については理事会決議を伝えた後、理解を求めていくという。現在まで非組合員ホールはおよそ50店舗だが、関係者は「今のところ明確な反対意見はきていない。県下の全ホールが守れるように努力していく」としている。
 
愛知県では2008年から賞品買取所における手数料制度(1.5%)をスタートさせているが、関係者によれば、ピーク時には40%~50%まで進んでいた導入率も、現在は20%程に減退しているとのことで、今回の賞品価格の値上げの影響を受け、今後さらに減少していくとの見方がされている。
 

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