日工組・金沢理事長が「申し合わせ」の概要など遊技機開発の方針を解説

依存せみな日工組パチンコ・パチスロ産業21世紀会の主催で4月17日に行われた「依存(のめり込み)問題・置引き対策等研修会」において、日工組の金沢全求理事長が登壇し、射幸性の抑制と、多種多様な遊技機の提供に向けた取り組みを盛り込んだ「申し合わせ」の概要について解説した。
 
金沢理事長は「日工組が今まで提供してきた射幸性の高い遊技機がのめり込み問題に何らかのかたちで関連していると考えている」との認識を示し、消費金額を引き下げる遊技機作りを進めていくとした。
 
申し合わせの具体的な内容にも触れ、大当り確率の下限値を1/320に変更したことについては「(大当り確率分母が)20%ダウンすることで、平均的な数値だが大当りまでの時間が72分から58分へ、消費金額は2万3200円から1万8600円に下がる」と具体的な数値を示しながら射幸性の抑制効果があることを強調。大当り1回の最低出玉と、初当りを除く出玉総量を決めた規定では「初当りでしっかり出玉のある機種が増え、その分持ち玉遊技も増える」「今までより大当りが体感できる分かりやすい遊技機になる」とした。
 
申し合わせに適応した機種の登場時期については「(旧機基準の機種の販売期限となる)11月からではなく、夏を目処に発表するメーカーもあると思う」との見方を示した。
 
一方、多種多様な遊技機では「大当りと大当りの間(確変中)で小当りが頻繁に発生し出玉を増やす」タイプを6月から随時導入していくとしたうえで、「2~3社は発表すると聞いており、4月末に開催される日遊協フェスタ(ニコニコ超会議内)で発表させていただく」とした。新たな「遊パチ」の基準作りを進める方針も示し「大当り確率1/99でも玉単価が高い機種もある。こうした機種に遊パチと付けていいのかと日工組内で検討している」と語った。
 
これらの方針を示した後、金沢理事長は「消費金額を下げると売上が下がるが、売上が上がる機種がたくさん出回ってファンが減っているのは確かなこと。今まで通り日工組がMAXタイプばかり作ればファンはもっと減る」などと射幸性の抑制に理解を求めたほか、「多種多様な機種が必要とする声をうかがっていたが、これからは作っていく。ホール様に使っていただき、協力してファンの掘り起こしを進めれば、今よりはいい業界になるのではないか」と述べた。
 
続けて登壇した日工組の渡辺圭市技術担当理事は、申し合わせの細かい内容を解説。「ループ、ST」、「V確」などカテゴリーごとに取り決めた出玉規制では、現行の「初回を含む」から「初回を含めない」と基準を変更した理由について「初当り時の出玉を確保し、当ったのに出玉が出ないという状況を避けるのが目的」などとした。
 

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