都遊協が税務研修会を開催

東京都遊協は11月27日、都内市ヶ谷の遊技会館で税務研修会を開催した。講師は、四谷税務署の高岡典彦副署長と元四谷税務署長で都遊協顧問税理士の町井裕氏が務めた。
 
都遊協の税務研修会は一昨年秋と今年1月に続いて3回目。都遊協では、11月に国税局が発表したパチンコ店の法人税不正発見割合ワースト3位、1件当たりの不正脱漏所得金額の大きい業種ワースト1位という結果を真摯に受け止め、研修会を実施した。
 
研修会で高岡典彦副署長は、「かつては、やはりパチンコ店というと意図的に少なく申告しているだろうとか、不正があるだろうという前提で皆さんのところにおじゃましていた。今回、20数年ぶりに現場の第一線に戻り、パチンコ業界に対する税務署の見方が大きく変わっていることに驚いている」と述べ、業界の健全化への取り組みを評価した。
 
その一方で、「パチンコ店における不正には液晶の横流しなど従業員によるものもあるが、例え従業員が行ったことでも脇の甘さを放置した経営者の責任」として、コンプライアンスの徹底を呼び掛けた。さらに、全国法人会総連合による自主点検チェックシートを紹介し、「手間も時間もかかるが、これをきちんとチェックすることで上場企業にもまけない社内体制を作れる」と推奨した。
 
町井税理士は、国税庁が発表した法人税の課税事績について解説し、「東京国税局管内では今回はワースト業種から外れると期待していたが残念だった」と述べ、今後の適正納税を促した。また、貯玉の会計処理の問題に触れ、PTB(パチンコトラスティボード)による処理基準と東京国税不服審判所による裁決の乖離を解説した。

都連研修会9

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