都遊協が遊技場経営者研修会

経営者研修会全景東京都遊協は10月17日、都内中野の中野サンプラザで平成30年度の経営者研修会を開催し、依存問題への対応を継続して行っていく姿勢を確認するなどした。
 
研修会の冒頭、挨拶に立った阿部恭久理事長は、全国的な猛暑に見舞われた中、今年は幼児の車内放置事故が発生しなかったことについて、組合員ホールの努力に感謝の言葉を述べる一方、全国的には54件67名の未然防止事例があったとして、今後も気を引き締めて巡回作業などを行うよう要請。また、安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度では、都内は数字的には当初の目標であった1店舗3名体制になったものの、一部に未受講のホールがあることを示し、業界が展開する依存問題への取組みの重要性を強調した。
 
さらに理事長は、高射幸性回胴式遊技機の設置比率の自主規制について、「自ら決めたことであり、必ず守るという姿勢をしっかりと示さなければならない」とした一方、パチスロ6号機の供給状況が低調であることに懸念を示した。理事長は、「こうした車内放置事故防止に向けた取組み、アドバイザー制度、高射幸性機問題に限らず、業界の抱える問題の多くは政府がいうところの『依存症』問題が根底にある。我々はこの『依存症』と依存の違いを突き詰めていかなければ、根本的な問題の解決には至らないと考えている」として、都遊協の青年部会で一連の問題を整理するための協議を行っていることを明らかにした。
 
研修会では、警視庁保安課風俗営業係の高橋正樹係長が行政講話を行った。席上、高橋係長は、射幸性の抑制に向けた取組みや依存問題への対策の継続的な強化を要請したほか、遊技機の不正改造防止に関連して、変更承認申請に対する認識が足りないと思われる事例が散見されるとして、注意を促した。また、広告宣伝の適正化を呼びかけ、今後はインターネット上でのイベント情報の発信なども注視し、厳しく対処していく考えを示した。
 
さらに当日の研修会では、お笑いタレント、カラテカの入江慎也氏が「みるみる距離が縮まる!入江流コミュニケーション術」と題して特別講演を行ったほか、事務局報告、日本たばこ産業による受動喫煙防止の関連法令の解説などが行われた。

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