2019.6.28

神奈川県遊協総会、伊坂理事長が5期目の再選

神奈川総会2019神奈川県遊協は6月21日、横浜ベイホテル東急で第53回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で伊坂重憲理事長の5期目となる再選を決めた。
 
総会冒頭の挨拶で伊坂理事長は、「時代は平成から令和に変わったが、遊技業界が苦しい時に新しい時代が求める形に合わせていくことは困難なことだ。しかし、この先もパチンコ、パチスロが国民に愛され続けるためにも、今の苦しい時期こそ変化するためのチャンスだと捉えたい」と述べ、組合活動に対する理解と協力を求めた。
 
来賓祝辞では、神奈川県警察本部生活安全総務課の一條裕喜課長代理と同暴力団対策課の田渕祐輔暴力団排除対策官が挨拶し、一條課長代理は、業界が取り組むリカバリーサポート・ネットワークの周知や自己申告、家族申告プログラムの導入、過度な遊技を行わない注意喚起などの依存問題対策を各営業所で確実に実行して欲しいと述べた。また、近年県内で使用済み遊技機を用いた違法賭博店の摘発が相次いでいるとして、遊技機の管理や適正処理の徹底を要請した。
 
議案審議では上程議案の全てを可決。事業計画では依存問題対策を最優先に、ファンの回復・拡大や積極的な社会貢献活動の推進を基本施策に盛り込んだ。役員改選では伊坂理事長の再選のほか、新たに小林昇氏と白石良二氏の2名を副理事長に加えた新執行部体制が承認された。総会後の祝賀会には、全日遊連の阿部恭久理事長、日遊協東京都・関東支部の日野元太支部長ら多数の来賓が出席した。

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