2021.5.20

中部遊商が通常総会 新理事長に山名泰氏

中部遊商は5月19日、名古屋市内の名古屋観光ホテルで第53回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で4期8年に渡って理事長を務めた林和宏氏が勇退し、新たに筆頭副理事長の山名泰氏が理事長に就任した。山名氏は「コロナ禍の厳しい状況下での理事長就任は重責だが、精一杯務めていきたい」と語った。
 
議案審議では、令和2年度事業報告、決算報告、令和3年度事業計画及び予算案など5議案を可決承認した。事業報告では、証紙発給の流通総数が前年度比マイナス27%の約7万1,000台、打刻件数が同マイナス26%の約4万6,000件と大幅に減少したことを報告。教育情報事業では、取扱主任者実技講習合同会議による綿密な検討に基づき更新時講習会用の教育DVDの製作や取扱主任者の更新時講習会、新規講習会などを実施し、リーダー研修会などを通じて取扱主任者のスキルアップにも努めた。また、組合が推進する社会貢献活動では、地域防犯対策の一環として県警と連携して名古屋市南区、中川区及び稲沢市に防犯カメラ15台を寄贈したほか、東北6県の児童養護施設に寄付金を寄贈したことなどが報告された。
 
事業計画では、取扱主任者をはじめとした社員のスキルアップや適正かつ適法な中古遊技機の流通を実現するために「組織間の連携と効果的な業務の推進」「不正遊技機の撲滅と流出の未然防止」「適正かつ適法な事業活動の推進」など5項目を重点事業に掲げた。
 

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