PCSA公開経営勉強会で日工組・渡辺技術担当理事が今後のパチンコ機を説明

OLYMPUS DIGITAL CAMERAPCSA(金本朝樹代表理事)は2月19日、都内千代田区のアルカディア市ヶ谷で、第14期第3回臨時社員総会・第55回公開経営勉強会を行った。
 
開会に先立ってあいさつに立った金本代表理事は、「遊技くぎ」の変更により性能が異なる可能性のある型式遊技機の撤去回収問題に触れ「2月10日、第一次の撤去回収リストが発表され、5万台弱の遊技機がリストアップされたが、現在まで撤去回収の時期と撤去回収に伴うメーカー側の協力が課題として残されたままだ」と幾つかの課題が解決していない点を指摘した。加えて、社会的不適合機やパチスロ4号機など遊技機を大量に撤去した際に起きたファン離れを危惧しながら、今回の撤去でも最大の課題は遊技人口の減少をいかに食い止めていけるかだ、と語った。
 
その一方で金本代表理事は安全、安心に遊べる遊技機にも触れ「ホールが求める多種多様な遊技機を開発するには今の検定基準では難しいといわれている。仮に、そうした機械が開発されても今のホールの営業方法では現場で上手く活用できないという指摘もある」と述べ、多種多様な遊技機を開発するには大幅な遊技機規則の改正が必要としながらも、一方で、いわゆる業界等価の排除など、ホール側もそうした遊技機に対応できる営業基盤を全国規模で確立することが不可欠との考えを示した。
 
この日は臨時社員総会終了後、第55回公開経営勉強会も開催され、日工組の技術担当理事である渡辺圭市氏が「新しいぱちんこ遊技機はどのようなものか?」をテーマに講演を行った。
 
渡辺氏は第一次撤去リストの発表が団体間の調整や調査作業に時間がかかったことで当初の予定より遅れたこと、ホール団体などへ発表時期を事前にアナウンスできなかったことについて陳謝。第二次、第三次の撤去回収リストを発表する際には、調査作業の終了時期を踏まえて段階的に報告していきたいと述べた。
 
渡辺氏によると、第二次撤去回収リストは、2013年4月以降に検定を取得し、今年12月までに検定が切れる機種を対象に現在調査中とのことで、3月中には発表できる見通しにあるとのこと。
 
新しいぱちんこ機について渡辺氏は、大当たり確率1/320、ベース30、継続率65%以下という新基準遊技機の枠組みを説明するなかで、「2〜3時間の短時間遊技になる」「初当たりまでの売上が落ちる」「やめ時がはっきりする」「初当たりの出玉は増える」など、予測を交えて新基準機導入で起こりうる営業上の幾つかの課題を挙げながら、従来の「無定量」や「業界等価交換」営業で使っていくのは難しいとの見通しを示した。
 
一方、ベースに関しては、スタートを落とさずにベースを維持させるため現在、日工組内部でスタート賞球数を4個に増やすことを検討していることを明かした。
 
渡辺氏は新基準遊技機が従来のMAX機と比べてスペック面で大きく異なることを強調するなかで、MAX機のユーザー離れが進む可能性を危惧しながらも、1円など低貸ユーザーの4円ぱちんこへの回帰が見込まれることや、夕方以降の稼動が伸びる可能性を示すなどした。

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