PCSA金本代表が遊技機撤去を機に大衆娯楽への回帰訴える

OLYMPUS DIGITAL CAMERAPCSAは11月19日、都内千代田区のアルカディア市ヶ谷で第14期第2回臨時社員総会を開催した。
 
総会冒頭に挨拶を行った金本代表理事は一連の遊技機撤去問題を「非常に深刻な問題」としながら「遊技機に詳しい一部の関係者からは、現在設置されているおよそ270万台の全パチンコ機が型式検定時と同性能のパチンコ機ではない、という話しも伝わっている。出来るだけ早く撤去と入れ替えを行うというのが一つの方向性だが、撤去した時に必要な新基準遊技機が出てきていないという問題も一方にあり、業界はこの二つの課題を上手くクリアしながら問題解決に向けて取り組んでいかなければならない」と説明した。

また、高射幸性遊技機への対応にも触れながら、「10月に6団体で出された高射幸性遊技機の自主撤去の内容も変わってくる。高射幸性リストの入れ替えには優先順位が設けられていたが、行政当局との折り合いを考えれば、MAXタイプは少なくとも、1年以内に撤去しなければならなくなるのではないか」と早期撤去の可能性を示した。
 
その一方で金本代表理事は、問題の原因は参加人口の減少を高射幸性遊技機によって利益確保してきた今のホール営業にもあることを示唆。「これまでの流れに終止符が打たれることになった訳だが、PCSAではパチンコはあくまでも時間消費型の大衆娯楽という位置付けであり、これを転換期としてこの産業が大衆娯楽への大きな一歩を踏み出すことに期待している」と前向きに捉えた。
 
当日の社員総会では「PCSA遊技約款改訂版」の概要説明、各研究部会報告のほか、賛助会員である㈱A-gon(エイゴン)の手打ちパチンコ第一弾新機種「CRA-gon昭和物語」のプレゼンテーションなどが行われた。

さらに、第二部の公開経営勉強会では㈱ダイナムジャパンホールディングスの取締役兼相談役であり、一般財団法人ワンアジア財団の理事長である佐藤洋治氏による「やがて世界は1つになる〜古希を迎えた佐藤洋治の人生70年で到達した哲学〜」と題した講演が行われ、業界関係者210名が聴講した。

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