2014.11.25

PCSAが臨時社員総会を開催

PCSA(金本朝樹代表理事)は11月21日、都内千代田区のホテルで、第13期第2回臨時社員総会を開催した。

冒頭、あいさつを行った金本代表理事は、今回の衆議院解散が換金合法化を検討していた自民党が立ち上げた議連「時代に適した風営法を求める会」へ与える影響について、「総選挙が終わった後にどういった形に編成されていくのか懸念されるところだが、事務局によれば議連のメンバーは選挙に強い人達ばかりとのことで、再び当選してそのまま議連を維持し、方針を固めていくという意向だった」と報告。解散によって議連の活動は一旦止まってしまうものの、将来的にPCSAが考えている三店方式の制度化実現に向け、改めて期待感を示した。

また、金本代表理事は11月上旬に販売された一部メーカーによる「回るパチンコ」について触れ「当初の期待が大き過ぎた分、上手くいかなかった印象だが、遊技機メーカーがホール5団体の意見を取り入れ、大衆娯楽に適した遊技機の開発にチャレンジしてくれたことは大変有意義なことだった。今後も、メーカー各社には試行錯誤をしていただき、長時間遊技にたえられる遊技機の開発に期待したい」と語り、関連して「業界に山積されている多くの課題の中でも、最も重要なことは遊技参加人口の減少に歯止めを掛け、のめり込み問題を解決すること。このことは今の遊技機の性能が大きく影響しており、今後もメーカーとホール5団体が一つになって問題解決に向けた様々な取り組みを行っていきたい」と問題解決に向けての決意を示した。

臨時社員総会では、正会員として熊本県で9店舗のホールを経営している㈱SB Good Industry(岩崎耕二代表取締役)、賛助会員として岐阜県に本社を置く菓子製造卸販売のみの食製菓㈱(酒井充明代表取締役)をそれぞれ新規入会として承認したほか、遊技産業健全化推進機構への経費一部負担金についての報告が行われるなどした。

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