日本カジノスクール、高齢者在宅サービスセンターでボランティアイベント

日本カジノスクールはボランティアで、8月21日に行われた都内の高齢者在宅サービスセンター「アトリエ村」の納涼祭においてカジノゲーム・イベントを開催した。施設内に設けられた納涼会場にはルーレット1台、ブラックジャック3テーブルを設置。参加した老人たちは、日本カジノスクールの現役・OB合わせて5人のディーラーとやり取りをしながら、非日常感溢れる本格的なカジノゲームを楽しんだ。

日本カジノスクールは、日本でのカジノ解禁に備えてカジノディーラーを養成する日本初の専門機関。2004年4月東京に開校し、これまで450名ほどの卒業生を輩出している。

スクール側では以前から、カジノゲームにおける精神集中、ディーラーとの会話、点数の計算、チップなどを扱う動作などが老人介護の視点でリハビリ効果があるという認識のもと、サービスセンターなどへのアプローチを行って来た。そんな中、2011年に「アトリエ村」とのつながりの中で、年に一度の施設内祭りの催しの一つとしてカジノゲームイベントを開催することになったという。

今回が4回目となるカジノゲームイベントには、センターに通所するお年寄り42人が参加した。「カジノゲームとなると顔つきの変わるお年寄りもいる。非常に楽しみにしてもらっているようだ」と語るのはアトリエ村在宅サービスセンターの小島信彦所長。施設では普段、機能訓練指導員の指導のもとで運動療法などを行う傍ら、歌や踊りなどのアクティビティによるリハビリも行っているが、カジノゲームもこうしたリハビリ効果のあるアクティビティとして非常に有効なのではないかとする。

参加者は、全くルールのわからない人から、以前ラスベガスなどでカジノを楽しんだという人まで様々。ディーラーの一人は「ルールなどの説明に気配りが必要」と語る。スクール側でも、未経験のお年寄りが短い時間でもなるべく楽しめるよう、例えばブラックジャックにおけるスプリット、ダブルといった駆け引きを省いてシンプルなルールに変更するなどの工夫をしているという。

1時間という限られた時間のカジノイベントだったが、ルーレットで手持ちチップを5倍にする強者もいるなど、催しは最後まで大いに盛り上がりをみせた。

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