パチンコ依存問題の電話相談機関、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN・西村直之代表)は4月7日、2019年における電話相談事業の報告書をまとめた。
 
それによると、2019年の電話相談件数は5,222件で、前の年から573件減少したものの過去2番目の多さだった。電話相談事業を開始した2006年4月からの累計は3万6,213件になった。

相談者から相談員に感情を吐露する「話したい」と、相談者が相談員に情報を聞く「知りたい」に二分している相談内容は、「話したい」が613件で、その大半が当事者に対する感情の吐露だった。一方の「知りたい」は「やめ(させ)る方法」が2,227件でもっと多く、次いで適度に遊ぶ方法を聞く件数が多かった。
 
また、電話相談の結果では、初回相談件数の3,203件のうち、43%にあたる1,366件で相互自助グループなどの他機関を紹介した。その紹介先はギャンブラーズ・アノニマスがもっとも多く、次いで医療機関、精神保健福祉センターと続いた。
 
報告書発刊にあたって西村代表は、「遊技業界による依存問題対策への取組みがより一層推進され、RSNの電話相談の啓発も進んでいる。遊技産業と連携した息の長い取組みの重要性をあらためて感じている」としている。
 

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