「パチスロサミット2017」、討論会では依存問題に焦点

img_9426日電協と回胴遊商は8月5日、都内千代田区のベルサール秋葉原で一般ファンと、ホール関係者を対象としたイベント「パチスロサミット2017」を開催し、今年も大勢の一般ファンや、業界関係者らが会場に詰めかけ、終日盛り上がりをみせた。

このイベントは、両組合が毎年8月4日を、パチスロファンに感謝する日として定めた「パチスロの日」に伴う催しとなっており今回で6回目。オープニングセレモニーでは、主催者とサミット出演者らによるテープカットを実施し、日電協の佐野慎一理事長、回胴遊商の大饗裕記理事長に加え、アイドルグループのSIRや人気ライター陣らが勢揃いした。

メインテーマを、「みんなで考えよう。パチスロの未来を!」とした今年の「パチスロサミット2017」では、昨年同様、ファンを対象とした様々なイベントのほか、昨今の情勢を踏まえ、業界内外の有識者らがパチスロの未来を考察する緊急討論会を実施した。

緊急討論会では、依存問題を中心に業界内外の多様な角度から意見が交わされた。パネリストは、テレビなどでも活躍する元衆議院議員の杉村太蔵氏をはじめ、よしの病院精神科医の河本泰信氏、セントラルカンパニー代表取締役の力武一郎氏、ワンデーポート施設長の中村努氏、エンタテインメントビジネス総合研究所代表取締役の藤田宏氏、パチスロライターのういち氏の6人。司会進行を、フジサンケイビジネスアイの青山博美氏が担当した。
 
このうち精神科医の河本氏は、ギャンブル依存症が病気といわれることに問題があると指摘。「ギャンブル依存症は、精神障害であることは間違いないが、医学的に治療法が確立していないなかで、病気としてしまうのは偏見を招きかねない」と訴えた。一方、ワンデーポートの中村氏は、「依存とはいっても、問題は一人一人異なっているのが実情」と述べ、行政が対策を一律化することに警戒感をにじませた。
 
またホールでのアルバイト経験があるという杉村氏は、依存対策の一部をホール営業者が担う点について、「遊びに来てもらうことが重要な店舗に、対策を考えろというのは酷な話。対策自体は必要だが、依存を単にパチンコ店のせいだとしてしまうのは、本質的な議論ではなく、まずは自己責任が原理原則だ」と主張した。

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