2025.2.4

1月の型式試験実施状況、パチスロ機の適合率が再び低下

 

保通協とGLI Japanがまとめた2025年1月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月より10件増加した36件となり、適合率も4.4ポイント増の33.6%となった。パチスロ機の適合数は同12件減少した11件となり、適合率も10.7ポイント減の10.2%となった。なお、じゃん球が1件受理されている。

機関別に適合数を見ると、保通協ではパチンコ機は前月より7件増加した22件、パチスロ機は同14件減少した4件となった。一方GLI Japanではパチンコ機は同3件増加した14件、パチスロ機は前月より2件増加した7件だった。

不適合事例として、試射試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験では「普通電動役物が開放すると、入賞口等へ遊技球を進めることが不可能となる性能を有していた。」「普通電動役物作動時に開放が生じる入賞口への遊技球の入賞が著しく容易となった。」「特別電動役物状態表示ランプの点灯パターンと表示説明が異なっていた。」(パチンコ機)が掲載された。設計書等審査では「c時短作動後の特別図柄表示装置の変動回数2回目に、c時短作動前の遊技状態とc時短図柄により変動パターン群の遷移方法を決定する性能を有していた。」「入賞口が遊技の状態によって無効又は有効となる性能を有していた。」(パチンコ機)などが掲載された。

訂正:「じゃん球」と記載するところ、「アレンジボール」と記載しておりました。(2025年2月4日 14:15)

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