2020.6.22

東京都が業種ごとの感染拡大防止ガイドブック

東京都は6月19日、新型コロナウイルスの感染拡大防止で一部の業種で継続していた営業自粛の全解除に伴い、事業者向けの感染拡大防止ガイドブックを公表した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止と経済社会活動との両立を図るために作成したもので、感染防止対策を実施する際の基本的な取組みをイラストを多用して整理した。
 
ガイドブックは「全業種共通編」と、パチンコ店など24業種ごとに個別の対策事例をまとめたものの2種類。パチンコ編では、BGMや機械の効果音等を最小限のものとし、利用者間で会話を行わないよう注意喚起を求めているほか、遊技客数が増え密集の恐れががある場合は入場制限を実施すること、客同士が距離をとれるよう稼動台数を制限すること、端玉景品の陳列を変更し遊技客が手を触れないよう工夫することなどを例示。先に21世紀会で策定した「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」に盛り込まれている内容となっている。
 
チェックシートにある感染防止対策を全て実施し、専用フォームから申請すると「感染防止徹底宣言ステッカー」を取得できる。ステッカーは店舗等の目立つところに掲示することで、都民が安心して利用できる施設であることを知らせる。

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