浜友商事運営の「イージーステイ大宮」が海外建築賞

浜友商事がさいたま市で運営するカプセルホテル「イージーステイ大宮」がこのほど「アジアデザインプライズ2020」を受賞した。同賞はアジアを中心に10カ国・43名の審査員によって贈られる世界的権威のある建築賞の一つで、デザイン性や機能性はもとより、社会や地域への「影響面」が重視される賞としても知られている。
 
受賞作となった「イージーステイ大宮」は、トータル306床を誇る大型の木製型カプセルホテルで、昨年5月、同社のホテル事業1号店としてオープンした。斬新なファサードや自然の雰囲気を取り入れた客室デザイン、さらに地域貢献というコンセプトに基づいた施設内全体の空間演出が各国の審査員から高い評価を得ることとなった。
 
今回の「アジアデザインプライズ2020」受賞に対して、浜友商事の経営企画本部・今岡芳宏部長は、「当社が運営している大型複合施設『ラクーン大宮』が活気ある街作りに貢献したのに対して『イージーステイ大宮』は、隣接する商店街をいかに振興するかというテーマでプロジェクトを進めてきました。それだけに地域貢献が認められた今回の受賞は大変嬉しく、今後の事業展開にも大きな励みになっています」と喜びを語った。デザインを担当した同社の小川玲子氏も「私自身、これまでの高級カプセルの未来的な冷たい雰囲気には以前から違和感を感じていました。1号店となった『イージーステイ大宮』では、女性目線で森の中のツリーハウスに泊まっているような演出をデザインのなかに取り込んでいます」と話した。また、設計を担当したNRC一級建築士事務所の建築家・鶴田一氏は「飲食店やラウンジなどのホテル内に付帯する設備を設けず、ホテルの機能を最小限に留めた、非常にシンプルな設計にした」と述べ、地域の商店街と共生するホテルであることを強調した。なお、浜友商事では5月にも2号店となる「イージーステイ蒲田」を都内大田区にオープンする予定だ。
 

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