維新の党所属の高井崇志衆議院議員が3月1日に「ぱちんこ遊技機の射幸性管理に係る規制の在り方とのめりこみ・ギャンブル依存症問題の関係に関する質問主意書」を提出した件で、PCSAは3月11日、その質問主意書と答弁書を入手したとして業界誌などに公表した。高井議員はPCSAの政治分野アドバイザーではない。
 
高井議員は質問主意書の冒頭で、一連の遊技くぎ問題で「不正改造が蔓延していることが明らか」「ギャンブル依存症の罹患者や家族に深刻な影響を与えていることが懸念される」として、射幸性の管理の在り方について質問。メーカーが検定機に対して故意に遊技くぎの傾きを変更し、性能を改変したにも関わらず、当該遊技機を検定機と称してホールへ出荷した場合、どのような罰則が適用されるかを問いただしたものの、政府答弁では、「個別具体的な事情により判断すべき事柄であり、御指摘の事実関係のみをもって一概にお答えすることは困難」との回答に留まった。
 
また、「ホールが認定機について営業上の都合により、遊技くぎの傾きを変更することで射幸性の基準を超えない範囲において遊技機性能を改変するため変更承認申請を行った場合、その申請は認められるか」との質問には、「承認の申請に係る遊技機の増設、交替その他の変更が法4条第4項に該当せず、かつ、都道府県公安委員会が付した条件に適合していると認めるときは、当該承認をしなければならないと規定されている」とした。

さらに高井議員は、警察庁が日工組に対して出荷時点で遊技機の性能が検定機と異なるものになっている可能性について調査を依頼し、日工組がその結果を警察庁に報告した件の事実関係とその報告の態様、さらには開示の可能性を質問。これに対し答弁では、「当該遊技機が属するとされた型式の遊技機と性能の一部が異なる遊技機が含まれていた可能性があることから、そのような遊技機について、今後、回収を進めていくとの文書による報告を受けた」とし、当該文書は行政文書であるとした。
 
また、高井議員は「風適法検定規則における検定取り消しにおける各都道府県公安委員会の裁量や、検定取り消しが適用されない場合の判断基準の説明」を求めるとともに、一連の問題における実態は依然として不透明な点が多く、このような状態では再発防止策を講じることは困難であることから、遊技機規則に基づく製造業者への報告請求や警察による詳細な検査が必要だとしたが、いずれも「個別具体の事案に即して適切に判断されるもの」との回答に留まった。
 
高井議員は再発防止策で、営業時間中、稼動している遊技機の性能を機械的に計算し、表示・監視する装置を遊技機ごとに取り付けることを義務化する必要性も指摘したが、答弁書では、「装置の意味するところが必ずしも明らかではなく、お答えすることは困難」とされた。
  

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED POST関連する記事

NEWSニュース

  • 業界団体
  • メーカー
  • ホール
  • 関連企業
  • 新機種
  • 行政
  • 事件
  • イベント
  • セミナー
  • インフォメーション
  • 就職・転職
  • クリエイター向け情報
  • その他

PICKUP CONTENTSピックアップ

遊技通信ロゴ01

全日遊連 高射幸性パチスロの設置比率規制の再検討へ

2018/11/1

月間遊技通信最新号

遊技通信2018年11月号

2018-11
主な記事:

必要となる高射幸性機の取捨選択、画一化がさらに進行か
高射幸性機の15%期限迫るなか6号機の市場導入がスタート

詳細を見る

税込価格:2,160円 (本体:2,000円)
発売日:2018年10月25日

  • 遊技通信 Facebook公式サイト
  • 遊技通信 公式サイト
ページ上部へ戻る

Copyright c パチンコ・パチスロ、業界ニュースを配信 遊技通信web All rights reserved.