ゲンダイエージェンシー 増収減益に

ゲンダイ決算ホール向け広告事業を展開するゲンダイエージェンシーは4月20日、大手町サンケイプラザで2015年3月期決算説明会を開催した。
 
連結業績では、売上高が前年同期比2%増の172億8,400万円で増収を確保したものの、営業利益は20.3%減の13億円、当期純利益は21.9%減の8億500万円で、増収減益となった。
 
主力の広告事業は、パチンコ店の新規出店数の減少や案件の小型化で当初予想より低調に推移したが、異業種クライアントへの積極的なアプローチや、通販業界を主要顧客とする㈱ユーアンドユーの連結子会社化で、ホール広告の受注減少分を補填。売上高は前年同期比2.2%増の171億3,800万円だったものの、セグメント利益はパチンコ広告事業の売上減少が響き、15.1%減の16億7800万円となった。
 
当期の業況について同社の山本正卓代表取締役CEOは、消費税増税以降の個人消費低迷の影響を受けてユーザーの投資金額が減少し、ホール業界は収支面で厳しい状況が続いていると説明。収益性悪化の懸念要因とされる広告費の削減が断続的に続いたことから、全体的に広告需要が低迷しているとした。
 
次期の見通しについては、広告予算の抑制傾向が続くことが予想されることから、売上高は当期比3.4%減の167億円、経常利益は同9.3%減の12億2,000万円を見込んでいる。また今後の課題として、比較的需要が安定しているインターネットサービスの受注拡大や、今後拡大が期待されるホール向け求人広告の事業化、継続的なコストダウンなどに取り組んでいくとしている。

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