2023.5.19

MIRAI定時社員総会 新代表理事に金光淳用氏を選任

MIRAIぱちんこ産業連盟は5月17日、都内台東区のオーラムで第4期定時社員総会を開催し、第3期事業報告書承認の件、収支決算報告承認の件、役員選任の件、第4期事業計画書案承認の件、収支予算案承認の上程5議案を承認した。

役員選任の件では、同友会とMIRAIでこれまで8年間に渡って代表理事を務めてきた東野昌一氏が、同連盟の定款に基づき退任。新代表理事には金光淳用氏が選任され、東野氏は理事・相談役に就いた。

総会終了後、東野前代表理事と吉原純浩理事による「記念セミナー」が開催され、東野氏は、同友会の代表になった経緯やPCSAとの合併など、団体活動の思い出を語った。終盤には、MIRAI会員の有志による記念動画が放映され、旧同友会の薛博夫副代表理事、西野耕一郎理事のほか、MIRAI元代表理事の加藤英則氏、同副代表理事の山本芳司氏ら総勢16名から、東野氏の功績を称えるメッセージが贈られた。

金光淳用代表理事から花束を贈られた東野昌一前代表理事

セミナー後に開催された懇親会の席上、金光淳用代表理事は「MIRAIは、コロナ禍の真っ只中だった2020年に、同友会とPCSAという2つの団体の合併を経て誕生し、現在の会員企業の総店舗数は1100店を超える存在感のある団体となった。スマート遊技機の導入や10年ぶりとなる広告宣伝ガイドラインの改定など、業界に光明が見え始めているなかで、ぱちんこが日本を元気にしていく存在としてあり続けるための努力をしてきいたい」と今後の抱負を語った。

懇親会では、警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長の書面を同課の坂ノ上圭佑課長補佐が代読。広告宣伝ガイドラインの周知と徹底、のめり込み・依存防止対策の徹底を要請し、「警察として業界からの声に真摯に耳を傾け、諸課題の対応についてしっかり支援していきたい」と述べた。懇親会はそのほかにも、全日遊連の星野謙副理事長、日遊協の西村拓郎会長、日工組の榎本善紀氏理事長、日電協の兼次民喜理事長ら業界関係者が多数出席する中で盛大に開催された。

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