「生き残り」ではなく「勝ち残り」をテーマにマースがセミナー

マース東京会場マースエンジニアリングが全国9カ所で開催する「2016マースセミナー」で、皮切りとなる東京会場が9月1日、都内新宿区の本社ビルで開催された。

セミナーの冒頭で挨拶に立った同社営業本部の秋山裕和本部長は、「今年も残り4カ月となったが、ホールのみならず我々にとっても課題の多い変革の年となりそうだ。環境変化にいかに順応し、いかに進化していくかを共通の課題とし、思考停止に陥ることなく取組んでいきたい」と述べるなどした。
 
セミナーでは、同社MSDプロジェクトチームの澤田陽介リーダーが、「『生き残り』ではなく『勝ち残り』」をテーマに、MSD(マース戦略データ)における全国の店舗の実データを元に、業界動向や今後の方向性を解説した。
 
この中で澤田氏は、現在進行している客単価の下落要因として、射幸性の低下、低価貸営業の普及、業界等価撤廃の動きといった3つの要素を挙げ、それぞれの現状をデータを元に説明。一連の状況を受けて、今後の売上確保には客数(来店頻度)を増やすことが絶対条件になるとして、「新規顧客」「既存顧客」「流出顧客」に対するアプローチ方法について解説した。
 
澤田氏は「新規顧客については、店舗外で接点を作って誘引する必要があり、時間を要することから、既存顧客への対応に力を入れるべきだろう。その既存顧客には、今まで以上の楽しさを提供して囲い込むしかない。そのためには、自店の得意分野で付加価値を作る必要がある」と述べるなどした。その上で、パーソナルシステムにおけるリプレイ導入効果、POSシステムによるファンとの接点作り、さらにはMSDの活用方法など、同社の設備を使った手法を紹介した。
 

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