アミュゼクスがセミナー、金馬車支援の経緯など解説

OLYMPUS DIGITAL CAMERAアミュゼクスアライアンスの定例セミナーが5月12日、都内港区のNNスペースで開催され、田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊上級研究員、PSプランニングの渥美公一社長がそれぞれ講演を行った。
 
「業界最新情報」として講演を行った田守代表は先般、金馬車の支援企業先が大阪府の大手ホール企業であるアンダーツリーに決定したことを報告しながら「当初は10社程が名乗りを上げていたが、その中でアンダーツリーを含む3社が支援先として残った。最終的な判断材料が何であったかは詳しくは分からないが、低貸玉営業専門店で店舗展開している系列店舗『タウンライト』の存在が大きかったのではないか」と推察。低貸玉営業に力を入れていた金馬車系列の店舗の一部とオペレーションの面で合致したのではないか、との私見を述べた。
 
金馬車関連の3社は昨年8月に水戸地裁へ民事再生法の適用を申請していたが、再建計画や金融債権者との調整・折衝がうまくいかず、今年1月に東京地裁から更生手続き開始決定を受けていた。以降、多数の企業を対象に支援企業の選定が進められていた。田守代表は今後、業界ではこうしたM&Aによる企業再編がこれまで以上に進行していく可能性を指摘しながら、二極化が顕著になる傾向を示唆した。
 
続く第二部では、高橋氏が4月の新店動向を報告。それによると4月にオープンしたホール数は前年同期比でマイナス10店舗となる29店舗だった。例年新店オープンが活発化する4月としては、2007年度に次いで2番目に少ない店舗数で、高橋氏は、出店動向においても二極化が進んでいるとしながら、ベガスベガスやマルハン、NEXUSといった積極的な出店攻勢をかける大手ホールの出店戦略を解説した。

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