エンビズ総研がコスト削減の着眼点と具体策を解説

エンビズ総研は9月17日、都内秋葉原のアキバプラザセミナールームでAclub9月セミナーを開催。チーフエバンジェリストの市川正人氏と主任研究員の荒川陽平氏が「利益を大きく残すコスト削減手法」をテーマに講演した。

市川氏は中小店舗が大手に差を付けるための施策として個々の顧客の要望やニーズを満たすホスピタリティ型接客の重要性を挙げ、そのうえでスタッフが顧客の接客対応をしていない非接客時間を徹底的に削減することが、接客の質の向上と人件費の削減に欠かせない条件だと指摘。マニュアル化や標準化を図ることで実現する作業内容の可視化や店舗の生産性を分析する「人時生産性」などの指標を活用して適正な人員配置と無駄な作業をあぶり出すことで、人件費を適正に削減しながら接客レベルの向上も同時に図ることができると語った。

荒川氏は即時性のあるコスト削減施策として、主に製造業で徹底されている「ムダ取り」の技術を応用。作業効率に個人差のある清掃や販促物の取付といった作業は作業手順や巡回ルートを標準化することで大幅に効率を上げることが可能になるとしたほか、カウンターの景品管理や販促物の準備などは、長期的なスパンで日々の作業時間をシビアに算出し、備品や道具を整備することで効率化が図れる部分には積極的に投資すべきとの考えを示した。

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