グローバルアミューズメント 参加人口減でイベント重視営業に警鐘

グローバルアミュ画像01機械評価や市場分析に特化したコンサルタント事業を行うグローバルアミューズメントは4月20日、都内五反田の同社会議室で「パチンコ・パチスロ参加人口調査 2018年版」のプレス報告会を開催した。
 
同社による参加人口調査は今回で5回目。全国の3万人を対象にインターネットを用いて行い、このうち「3カ月に1回以上遊技する」というユーザーを抽出して参加人口を算出するなど、毎回、同じフレームで実施している。
 
調査結果によると、3カ月に1回以上遊技したという回答数に年代別人口を掛け合わせて算出した参加人口は、パチンコ遊技者が前の年から40万人減の953万人で、パチスロ遊技者が14万人減の744万人だった。パチンコとパチスロを両方遊ぶ「重複人口」は28万人減の670万人。パチンコのみの遊技者とパチスロもプレイする重複人口が減少した一方で、パチスロのみをプレイする層は若干ながら増加した。
 
年代別でみると、パチンコ・パチスロともに男性20代が増加した。その他年代は全体的に減少傾向にあり、特に「パチンコ客の女性全体」「パチンコ客の男性50代・男性60代」が減った。地域別では、過去3年間、増加傾向が続いた四国エリアで減少したほか、地方商圏は北海道を除き、全地域で減った。逆に首都圏は増加した。
 
一連の傾向について同社の青山真将樹代表は、「全体では減少傾向にあるが、その減り方に危機感を抱く結果になっている。パチスロのみの参加人口の増加や、20代男性の増加、さらには行政から禁止されている『煽りイベント』を実施している地域が前年増にあり、情報感度の高いイベント地域の若者だけが増え、シニアや女性層などの常連客に厳しい状況を示している。ホールの現場が即効性のあるイベントでの数字作りにばかりこだわっているのではないか。このまま、パチスロでの放出による稼働数値作りとパチンコでの無理な利益確保といった手法を改善しないと、大変な状況を迎えると思う」と警鐘を鳴らした。
 
昨年に引き続き行った喫煙率調査では、前年比で0.4%減の47.5%という結果が出た。ただし、男性が1.8%減の49.9%だったのに対し、女性は3.0%増で40.5%になった。青山代表は、「参加率が減った女性では、喫煙者が残ったということであり、喫煙者中心の娯楽になっている。客層の幅がより狭まった」とした。
 
また、「完全禁煙化」となった場合の遊技意向は喫煙者の51.8%が「遊技頻度は減ると思う」とし、喫煙者の過半数は完全禁煙化を受け入れていない状況が示された。さらには、喫煙者ほど投資金額や遊技時間が大きいという傾向が示されているが、その差は前年よりも縮まった。

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