ダイコク電機が全国セミナー、業績向上のポイントを解説

ダイコクセミナー写真ダイコク電機は5月18日の名古屋会場を皮切りに、福岡、大阪、東京の全国4カ所で「Vision for the Future~変革の時代を生き抜くために~」と題したセミナーを開催。名古屋東急ホテルで行われた名古屋会場には多くの業界関係者が来場し、会場はほぼ満席になった。
 
冒頭、根本弘代表取締役社長が挨拶し、「セミナーを通じて今後の大衆娯楽としてのパチンコのあり方を皆様とともに模索していきたい」と述べた上で、昨年発表した「BiGMO PREMIUMⅡ」「VEGASIAⅢ」「IL-X3」といった同社製品が順調に推移していることを報告。今後の同社のホールコンピュータについても「パチンコの設定付き、パチスロ6号機、いわゆる管理遊技機も控え、新たな分析手法など考えて開発している。またいいタイミングで皆様に紹介できるものを作っていきたいと考えている」と語った。
 
セミナーは2部構成で行われ、第1部ではDK-SISコンサルタント係の服部祐治常任講師が主にパチスロについて、第2部では成田晋治上席講師がパチンコについて講演した。
 
まず服部氏は、今年と来年の市場動向を説明した上で、高射幸性遊技機の設置比率を15%以下にする来年1月末がターニングポイントになるとして、DK-SISデータから導き出した高射幸性遊技機15%以下の営業を見据えた戦略を紹介。現状でパチスロの業績を支える主要3機種は多台数設置の店舗ほどアウトが高く、減台による圧縮効果が見込めないといった傾向も紹介しながら、減台機種を選定する際のポイント、減台時の入替候補機種の選定方法などについて解説した。入替候補機種については、設置可能な高射幸性遊技機の機種を紹介したほか、5.9号機の新台で入替対応する際には全国ファン動向データ公開サービス「Fan-sis」の指標である客遊技時間をみた台選定も効果的だとした。また服部氏は、貸し玉料金引き上げ(外税対応)の現状把握と実施店舗の増加によって見えてきた注意点についても解説した。
 
続いて成田氏は、新規則機(設定付きパチンコ)の特徴とポイント、顔認証システム「CⅡFACE」での客層把握と「Fan-sis」での機種選定、PPM分析における花形比率の効果的な上げ方の3点について講演した。

設定付きパチンコの特徴については、サンプルスペックのシミュレーションデータを紹介しながら解説。低設定と高設定で出玉率・玉粗利が大きく変化するため現状のパチンコで実現困難な出玉率や玉粗利の管理が実現すること、またファンの勝率もホール側である程度管理できるようになることなどを説明した。運用面では、高設定を投入する戦略、機種の設定判別要素、設定推測させる情報公開が重要になるとして、設定付きパチンコの魅力を最大限に活用することでパチンコの復活も期待できるとした。
 
また、規則改正でスペックは変化してもコンテンツや客層の変化はないとして、顔認証システム「CⅡFACE」を用いた自店の客層把握と「Fan-sis」を用いたファンに目を向けた機種選定の有効性についても解説。とりわけ若年層が好んで遊技するコンテンツはライトタイプでも好業績であることなども紹介した。
 
さらに、PPM分析の4つのカテゴリー(花形、金のなる木、負け犬、問題児)をそれぞれ「超・準」で8つのカテゴリー分けした新PPM分析も紹介。パチンコの業績向上は、花形を増やし、問題児を撲滅することだとして、機種別分析を交えながら、「準・花形」に着目して花形シェアを拡大するための手法などについて解説した。

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