2022.10.24

アルコールチェックは必要?~安全運転管理者制度~

Q 最近、社用車等を運転する際にアルコールチェックに関する規定が設けられたというニュースを見ました。具体的にはどのようなことでしょうか。
A これは安全運転管理者制度です。安全運転管理者は、運転時または運転を終了した運転者に対して酒気帯びの有無について当該運転者の状態を確認すること、というルールがありました。
これに加えて令和4年10月より自動車等のアルコール検知器を用いた確認が義務付けられました。実際はアルコール検知器の不足等などからスムーズな導入が難しい状況となったため、当面の間実施を見送られています。

Q 安心しました。そもそも安全運転管理者制度とはなんでしょうか。
A まず安全運転管理者制度とは、道路交通法に沿った制度です。安全運転を確保する全般的な責任は、事業主にありますが、現実の事業主は多種多様な仕事をしており、その責任のすべてを直接果たすのは難しいのが実情です。そこで事業主は、その代務者として使用の本拠ごとに「安全運転管理者」やそれを補助する「副安全運転管理者」を選任し、公安委員会に届け出なければならないことになっています。安全運転管理者の選任基準は乗車定員が11人以上の自動車にあっては1台、その他の自動車にあっては5台以上。 自動二輪車(原動機付自転車を除く)は1台を0・5台として計算。副安全運転管理者の選任基準は自動車の台数が20台以上(選任人数は20台毎に1人を追加)となっています。注意すべきなのは所在地ごとに台数が規定数を超えれば選任義務があるということです。

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