2022.11.21

パチンコ業界の限界を超えるのは今

ご存じですか? 明日の経営に役立つキーワード VOL.72

未だにあった時代錯誤の企業風習

最近はあまり見なくなりましたが、昔ヒットした「白い巨塔」など大病院を題材にしたTVドラマによく見られるシーンに、院長回診というものがありました。大病院の院長がお付きの医者たちをぞろぞろ引き連れて病室を廻るというものです。それは患者のためではなく、院長自身の権威を周囲に見せるためのもの。さすがにこのような光景は見られなくなったと思っていたら、病院ではなく、ある財閥系企業で未だに行われているというのです。

筆者の経営リーダー研修の受講者だった大手企業の役員の会社が、その財閥系企業にM&Aをされたのですが、新会社としてスタートした際に、社長が幹部社員を引き連れて自身の担当部署にやってきたそうです。その役員は「スタートだから社員を鼓舞するために廻っているんだな」と思ったそうですが、後で吸収した会社側の役員に聞いたら社長が会社にいる時は毎日行われているというのです。

それが、真に社員を鼓舞するためのものであるならば良いのですが、現場社員は社長が来るたびに仕事を中止して社長の話を聞かなくてはならないそうで、社員はみんな迷惑をしているということでした。まさに時代錯誤の象徴のような話です。さすがに普通の会社ではこのようなことはないかと思いますが、筆者が企業を指導しているとそれに近い会社独自の悪習を見ることが多々あります。

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